プロテオグリカンは腰痛にも効果はあるの?

関節の動きをサポートしてくれるサプリメントとして注目されているプロテオグリカン。

以前は希少なため、一般的には知られていませんでした。近年、鮭の鼻軟骨から効率よく取ることができるようになり、プロテオグリカン配合の商品があふれています。

 

膝、股関節などの関節の悩みを解決してくれるサプリメントというイメージが大きいですよね。

でも、サプリメントの広告をみると、関節痛・腰痛にお悩みの方となっているものも多いですよね。

プロテオグリカンは、本当に腰痛にも良いの? 

では、原因やそのメカニズムから、プロテオグリカンは腰痛にも意味があるのかを見ていきましょう。

腰痛といってもその原因はさまざまです。

重いものを持ち上げたり、捻ったりなど腰に大きな負荷がかかったことで起こる急性の悩みは、安静にしていれば治まり、症状によりますが、たいていは1週間から10日ほどで治まります。

 

慢性の腰痛の原因の中で多い、椎間板ヘルニアは、背骨の腰部の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨(椎間板)が変形し、組織の一部が飛びだし、神経が圧迫されることにより起こります。

 

また年をとると常に腰が痛くなる… ってよく言いますよね。

変形性腰椎症腰椎分離症すべり症などは、年配の方に多いです。腰椎や椎間板のクッションや滑らかさがなくなる…つまり加齢による劣化が原因で起こります。

 

上の図より、いずれも椎間板の変形、すり減りが原因なのがわかると思います。

また、下の図は椎間板の軟骨成分です。

 

この軟骨成分(椎間板)は、膝などの関節の軟骨と同じです。

60~80%は水で、全体のわずか3~5%のネバネバしたプロテオグリカンが、この水分を吸ってスポンジのようになりクッションの役割をしてくれます。

そして15~20%をも占める、Ⅱ型コラーゲンの間をこのプロテオグリカンが埋めつくして、軟骨を支えています。

 

つまり、椎間板は腰にかかる衝撃を吸収するクッションの役割をしています。

これが、すり減ったり、変形したりすることで、腰痛を引き起こしているのです。

1:軟骨細胞にアプローチ
2:驚異的な保水力で軟骨成分を保持
3:和らげる作用
番外編:特殊な高効率の経路で体内に

 

1:軟骨細胞

軟骨細胞になる前の軟骨前駆細胞にアプローチする働きがあります。軟骨細胞に働きかけ、すり減ったり、変形した軟骨が解決されることが期待できます。

2:驚異的な保水力で軟骨成分を保持

ヒアルロン酸の数倍の保水力があります。軟骨の成分の60~80%が水でしたよね。

実際に衝撃を吸収するのはこの水分です。この水分を留めているのがプロテオグリカンです。

加齢によりプロテオグリカンが減少すると、この保水力が弱まり水分も減少し、衝撃に耐えられ なくなり軟骨がすり減ってしまいます。

3:和らげる作用

軟骨のすり減りや、変形により悩みが生じるのは、その部分に問題が起きていることが直接的な 原因です。

番外編:特殊な高効率の経路で体内に吸収

プロテオグリカンが、腰痛におすすめなことはわかりましたが、サプリメントで摂取した場合に体 内への吸収はどうなのでしょう?

同じく軟骨成分であるコンドロイチンはサプリメントで摂取しても体内への吸収はあまりよく ないと言われています。

 

プロテオグリカンは、コンドロイチンよりも大きな分子でできています。従って、大腸では吸 収されずに小腸で、大きな分子を吸収するときにのみ使われる「エンドサイトーシス」という特 殊な高効率の経路で吸収されます。

つまり、プロテオグリカンはコンドロイチンとは比較にならないほど、体内へ吸収されるのです。

まず多くの腰痛の原因は椎間板と大きな関わりがあることがわかりました。

この椎間板は、背骨の腰部の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨なのです。

ゆえに軟骨成分であるプロテオグリカンを摂取することは期待することができます。

 

かなり悪化している場合は、その実感をすぐに得ることは難しいと思います。

しかし、放っておけば年齢とともにプロテオグリカンは、どんどん減少してしまいます。

もう今から飲んでも遅いのでは? そんなことはありません! 

悩みを軽減してくれる働きがあります

 

まだ初期の方や、今はまだ不安がない方も、早めに摂取し始めることが大切です。

腰痛でお悩みの方、年々腰に不安を感じ始めた方…プロテオグリカンは、腰痛にもおすすめです

とはいえ、サプリだけでなく同時に見直してほしいのが寝具です。

やはり腰痛持ちにとって寝具選びはサプリ選び以上に重要と言えるのが正直なところです。

腰痛持ちのあなたが腰痛解決のために寝具(敷布団・マットレス)の変更をするときには

  • 体圧分散性の高いものを選ぶ
  • 薄すぎるものを選ばない
  • 低反発のものを選ばない
  • 体に合わない硬さを選ばない

の4つのポイントに気をつけることが大切です。

また、あまり関係ないと思われるかもしれませんが、腰痛持ちにとっては枕選びも重要です。
参考記事:枕を見直せば腰痛はこんなに良くなる!枕のたった3つのポイント
このページではあくまでプロテオグリカンの腰痛に対するメリットについてまとめましたが、
腰痛持ちの方はこの機会に寝具を見直してみるというのもいかがでしょうか。

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